産業保安⼈材の⾼齢化、設備の高経年化等の環境変化に直⾯する昨今、仮に深刻な感染拡大が発生した場合、事業継続のための体制維持、特に、感染症の発生初期は濃厚接触者を減らす目的、流行期は代替要員を確保する目的で、可能な限り少ない現場要員で事業を継続することが不可欠となっている。
このような状況から、IoT/AI等の新技術を活⽤することで現場のオペレーション・メンテナンスを、安全を確保しつつ自動化したうえで、遠隔による監視・制御を推進し、現場要員の作業を代替していく取組(スマート保安)の必要性が高まっている。
本事業では、IoT/AI等の新技術を活⽤することで産業インフラの安全性・効率性の維持・向上を図るとともに、安全な事業継続を確実なものとし、将来にわたって国⺠の安全・安⼼を創り出す仕組みの構築促進を目的に、具体的には、電力、ガス、石油精製、石油化学、一般化学、高圧ガス、鉄鋼分野で産業保安に携わる事業者やIoT/AI等の新技術を扱う事業者などを選定、新技術を活用した保安業務の実証を行う経費に対して、その費用負担を軽減 するため当該費用の一部を支援する。
交付決定について
公募要領・申請書類
公募受付は、5月28日(金)17時をもって終了いたしました。